各メディアについての注意点
1. 各メディア共通:曲頭には必ず0.5秒以上の空白を
最終的にマスタリングするときには、CDプレーヤでの頭出し時に曲の冒頭が途切れてしまうことを防止するため、各曲の頭に0.5秒程度の空白を作ります。長い空白は簡単にこちらで調整できますので問題ありませんが、後から頭に空白を追加するのはちょっと面倒な作業になります。特にwavなどファイル形式で応募の場合は気を付けて下さい。
2. テープメディアはテープの初め1分程度空白を
近年品質向上であまり見かけなくなりましたが、磁気テープの初めと終わりの1分程度は、磁性体の状態が不安定になっていることがあります。さらにDATの場合、ローディングした際に頭からは再生できない機種があります(長いヤツは頭から30秒以上再生できない領域がある)。
3. DATは44.1kHzまたは48kHzで
DATのロングモード(32kHz)はデッキの相性が非常に出やすく「ロングモードで録音したら他のデッキで再生できないと思え!」とまで言われます(笑)。このモードは絶対に使わないでください。
また、一部のデッキには「ハイサンプリングモード(96kHz)」と言うのがありますが、この環境は対応しておりません。44.1kHzまたは48kHzでの録音をお願いします。
4. wavなどのオーディオデータは16bitで
近年は24bit対応製品が増えてきましたが、いずれにしてもCD化する際には16bit44.1kHzのフォーマットになります。当方でコンバートも可能ではありますが、コンバートの際の信頼性という余計な心配が増えますので、16bitデータでの応募をお願いします。余談ですが、試験運用を行っているftpアップロードのよる作品データ送付の際は、24bitではデータサイズの問題も出てきます(^^;
5. 念のため複数回録音がお勧め
ほとんどの場合、ひとつのメディアに1曲〜数曲だけ録音して送っていただいていますので、容量は余裕たっぷりなはずです。お手数ですが、同じ物を2〜3回録音してもらえると、もしもの場合に安心できます。CD-Rですら、ドライブの相性やメディアの状態で再生できない曲があったりしますので。
6. 希望としては(^^;
編集する立場として一番ありがたいのは、CD-Rにファイル形式で書いてもらえるのが最も手間が少ないし、エラーも少なくなります。オーディオ形式(CDプレーヤで再生できる形式)よりもファイルの方がエラーが少ないので、可能な方はこれでお願いします。
DATに関しては、いずれにしても最後は44.1kHzでCDに焼くことになります。音源が48kHzの場合は、こちらでデジタルダビングしたうえで44.1kHzに変換しますので、やはり余計な工程をひとつ通る点で信頼性は下がってきますので、できれば44.1kHzがベターです。
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